偽典・女神転生 東京黙示録 紫背景 黒枠 ブラックアウトの対処法 ウィンドウモード 高速化
更新情報：2023年2月26日 コメント欄にてNvidia環境用にdgVoodoo2を使用した起動方法を記載
Windows11にアップグレードしたので久しぶりに動作確認を行いました。
テスト環境はWindows11、AMD Ryzen 9 5900X、Radeon RX6700XTです。
たぶんWindows10やNvidia環境でも問題なく動作すると思いますが、失敗した場合は本ページのコメント欄に記載の方法をお試しください。
現在確認している主な描画問題
- キャラクターやモンスターに黒枠（Black frame）が表示される
- ダンジョン内が暗転し移動したときに一瞬だけ画面が表示される（Black screen）
- ダンジョン内が紫色で描画される（Purple background）
解決するには？
DxWndというツールを使用することでこれらの問題を回避できます。
DxWndはウィンドウ化対応していないゲームをウィンドウ化できるだけでなく、
起動環境設定を非常に細かく設定できるので、互換性のトラブルが起きやすい古いPCゲームをプレイする時に有効です。
WindowsOSの互換モードは使用しません。
事前に設定していた場合はOS側の「互換性」タブの設定を初期状態に戻してから行ってください。
それでは、DxWndの公式サイトからLatest VersionをDLしましょう。
DxWndの設定内容
DLしたファイルを解凍し、フォルダ内の「dxwnd.exe」を実行します。
以下のウィンドウが表示されたら、「Option」を選択し「Expert Mode」にチェックを入れます。
次に、偽典・女神転生のフォルダ内にある「dds.exe」をウィンドウ内にドラッグ＆ドロップしてゲームの起動ファイルをDxWndに登録します。
設定し終えたら登録した起動ファイルを右クリックし、「Modify」を選択して設定画面を開きます。
複数のタブで構成されたウィンドウが表示されます。その中から「Tweaks」タブを選択してください。
左側の「Available tweaks」の中から「ddraw:ForcesHEL」を選択し、
プラスボタンアイコンを押下して有効化（Active tweaks）します。
このままだとゲーム内ウィンドウフレームや一部フォントが少し読みづらくなるので、
「DirectX」タブを選択し以下の通りに設定します。
初期設定ではFPSが大幅に低下するので「Timing」タブを選択し以下のように設定します。
ウィンドウモードではアイテム削除画面で数分間の遅延が発生するため、
「Hook」タブを選択し以下のように設定します。
最後に、ウィンドウ化の解像度設定は個々のお好みで設定を行ってください。
ゲーム起動後にウィンドウをストレッチさせて解像度を変更することもできるので、初期設定のままでも大丈夫です。
全ての設定が完了したら「OK」を押して設定を保存しましょう。
最後に、はじめにDxWndに登録したゲーム起動ファイルをクリックしてゲームを起動させます。
※起動環境設定をさらに試行錯誤したい時は「Try」、「Kill」ボタンを使うと便利です。
無事改善されたようですね。
当方では五色不動辺りまで動作確認しましたがとりあえず問題なさそう。
fpsも大幅に向上しているためモッサリ感が無くなり格段にプレイしやすくなっています。
紫背景に関しては、ブラックアウト対策のために「3Dハードウェアの使用」のチェックを外したことで起きたものです。
したがってゲーム側の「Config.exe」を起動し「3Dハードウェアの使用」に再びチェックを入れれば改善されるはずです。
※「バイリニアフィルタリングの使用」はDwWnd側でも設定しているので、チェックを外しても問題ないかもしれません。
ちなみに、以下のように設定するとウォールハックが可能になり壁が透けて宝箱などの場所が分かるようになります。
こちらの機能は最序盤でしか確認していないので、不都合が生じた場合は元に戻してください。
